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理学美容の情報と日々のアレコレをつらつらと呟いてるブログ

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無添加(パラベンフリー製品)は使い続けるほど危険です

理学美容
オリンピックが始まりました!

イロイロ賛否両論ですが、もう始まったことですし、世界中の選手の皆さん、がんばってみえるので、
時間を作って、応援したいと思います。

理学美容師みえです。


カラー剤で、頭皮が痛くなった経験をしてから、ずっとヘナでカラーをされてみえたお客様が
始めて楽々楽で天然染めをご希望されました。

しかし……

ヘナ独特の鮮やかなオレンジ味が苦手で…

というご相談。


中々、ムズカシイご相談です…


…というのも、ヘナのオレンジ味をコントロールするのに、使うのが、インディゴという草を使うのですが、
インディゴはいわゆる、藍染めの藍なんですが、
不溶性といって、水に溶けにくい性質があって、ヘナよりかなり染まりがワルイのです😞

ヘナに混ぜて染めたりもしますが、
そうすると、ヘナの染まりも、やや、弱くなってしまいます。

ヘナのオレンジ味を抑えるには、『二度染め』といって、ヘナを流してから、インディゴを塗布して放置するのが
一番ナチュラルなブラウンに染め上げる方法になります。


…がーしっかーしっ!

天然染めの最大の欠点は

染め上げるのに放置時間がかかる事。


お客さまと一緒に悩んだ末、
インディゴのみで染まる範囲でよい
という事になりました。

天然物染めに慣れてみえるお客様だったので、話が早かったです😊


次の日…
夕方頃、お電話がありました。

「あの…
昨日のインディゴって、荒れるコトってあるんでしょうか❔」

今のところ、私は
荒れたという人も、荒れた人がいるという事も聞いたコトはありませんが、荒れることはあります。


うっかり見落としました!
インディゴに荒れる可能性があるケース!!


無添加(パラベンフリー製品)、薬用洗浄剤などをスキンケアとして常用してみえる方。



無添加(パラベンフリー製品)等は、
原材料はとても素晴らしいモノを使っている事がほとんどです。

しかし、
それを商品にする場合、必ず押さえておかなければならない問題があります。

それは…


天然物は必ず腐ります


腐った製品は何より危険です⚠


ナノで、製品として許可を出すために、


殺菌、抗菌剤を入れなければいけない


という薬事法があります。


原材料は良くても、保存料に殺菌、抗菌剤が入っていることによって、
人間の肌に住んでいる、
人間と共存共栄しなければならない細菌の叢が毎日、毎回、破壊されてしまうのです。


殺菌、消毒が異常に叫ばれている、このコロナ禍。

手荒れでツラい思いをしている方は、少なくないです。


無添加(パラベンフリー製品)を日常使いするのは、それと同じコトデス。



毎日、頭や顔、体中、消毒をしているという事なんです。



人間と共存共栄しなければならない菌群=正常菌叢が破壊され続けると、

1.皮脂膜(細胞障害物質から皮膚を守るために人間が細菌と協力して作る鎧)が作れなくなる。
2.外来菌が付着して、荒れやすい状態になる。
3.皮膚の正常なターンオーバーができなくなる。


以上を総合して、

皮膚がストイックな状態になって肌免疫が狂ってしまいます。



そうすると、今回の、【インディゴで荒れた】というように、


肌に対して、有益、無益、関係なく、初めて触れるもの全てに対して免疫機構が攻撃を仕掛けます💥


免疫システムが正常に働かなくなるんですね。


免疫システムの誤作動=過敏症として、アレルギーとは別です。

今回、その症状の典型的なトラブルの出方をしているのですが、

頭にインディゴを塗布したのに、「お顔が荒れました」との事。


過敏症は、
細胞障害物質に触れた、周辺が広範囲に荒れる

という特徴があります。


間違いなく、無添加(パラベンフリー製品)を常用してみえる方の過敏症症状でした。


躊躇なく、
「無添加製品をご使用になられていませんか?」

とお聞きしたところ、やはり、常用されてみえました。



肌トラブルは、怖いと思われるかも知れませんが、過敏症は改善するコトが可能です👌


これこそが、お薬ではできない分野なのです。

しかし、ただ、無添加(パラベンフリー製品)の使用をやめるだけでは、苦痛を伴い
、上手にやらないと、悪化を招く事も考えられます。



理学美容は自然科学に基づき、根本的な肌質改善ができる唯一の美容です。


肌質改善に真剣に、取り組みたい方のお手伝いをしています。
肌質改善は、早ければ早いほど、楽です😊


一緒に楽しく乗り越えましょう。


お気軽にご相談ください。




みえでした。