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理学美容の情報と日々のアレコレをつらつらと呟いてるブログ

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髪の学校 stand.fm【メンバーシップ】

おしらせ




https://stand.fm/episodes/674487a8c7b991852e068c58
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音声配信 stand.fm 【皮膚に聴くラジオ📻】


しばらくの間、閉じていた
音声配信 stand.fm のメンバーシップ(月額1,000円)を再開します。

アーカイブには残しきれない、ディープなお話を
より、個人に向けて発信できる場にしていきます。

メンバーシップの特典

・ひと月三つまでお質問いただけます。
・メンバーシップ限定ライブ
・楽々楽取り扱い商品特別価格販売(不定期)

より、一人一人と、より密に接する為、少人数制にさせていただきます。
予告なく締め切らさせていただきます。

ご興味がございましたら、お早めのご登録をお願いいたします。




免疫のしくみから考える、本当の整え方

私はアトピーを何度も繰り返しました。

薬で炎症を抑えることはできる。
でも、時間が経つとまた出てくる。

そのたびに思っていました。
私の肌は弱いから仕方ない事なんだと。

でも、学び続ける中でわかったことがあります。
アトピーはただ、弱い肌が問題ではないということです。


免疫は、体を守るシステム

私たちの体には免疫という仕組みがあります。
これは、ウイルスや細菌、異物などから体を守る防御システムです。

美容院で言えば、ヘアカラー剤やパーマ液。

これらは安全基準の中で作られていますが、体にとっては異物です。

異物に触れると、免疫は働きます。
これは正常な反応です。

問題は
それが繰り返され続けたときです。


微量でも、続けば刺激になる

ヘアカラーは、染料を髪という細胞の内部に定着させる技術です。
イメージで言えば、【化学物質の服を着ている状態】が続くようなもの。

すると皮膚の免疫は、24時間、刺激を感じ続けることになります。

免疫はとても優秀ですが、無限ではありません。
常に働き続ければ、疲れてしまいます。

これを私は「免疫が疲弊する」と言っています。


免疫が疲れるとどうなるのか

免疫が過剰に働き続けると、次のようなことが起こりやすくなります。

・皮膚に対してメリットとデメリットの判断ができなくなる。(かゆみ・赤み)
・炎症が長引く
・バリア機能が弱くなる

アトピーでは、免疫バランス(Th1/Th2バランス)の偏りや、皮膚のバリア機能低下が関係していることが知られています。

でもその背景には、
常に戦い続けている免疫の状態があります。

つまり、体が病んでいるというより、
体のシステムが乱れている状態なのです。


細菌は敵でも見形でもない。


アトピーと細菌感染の関係もよく理解しておくことも大切です。

免疫が乱れると、皮膚のバリアが弱くなり、細菌のバランスが崩れやすくなります。
そして、細菌感染が続くと、さらに免疫が消耗します。

どちらが先かは一概には言えません。
でも共通しているのは、

免疫の安定が崩れていること。

だから私は、
菌をどうにかするよりも
免疫を整える視点が大切だと考えています。


私が【治す事】を手放した理由

以前の私は、とにかく炎症を止めたかった。
でも、抑えればまた出る。

そこで視点を変えました。

・血流と質を整える
・睡眠を見直す
・栄養を安定させる
・刺激を減らす

つまり、体の恒常性(ホメオスタシス)を整えることに集中したのです。

恒常性とは、体を一定の状態に保とうとする力。
この力が安定すると、皮膚も安定してきます。

炎症は【原因】ではなく【結果】だからです。


美容だからできること

私は美容師です。
だからこそ思います。

シャンプーやトリートメントで治すという表現には語弊がある。

美容ができるのは、

・余計な刺激を減らす
・免疫を無駄に消耗させない
・元に戻ろうとする動きをを邪魔しない


それはシャンプーだけではできません。
でも、再発を繰り返さないための土台になります。


アトピーは特異な疾患です。

「私は肌が強いから大丈夫」

そう言える時代ではありません。

現代は、ストレスや化学物質、環境負荷に囲まれています。
アトピーは、誰にでも起こり得る皮膚疾患です。

大切なのは、悲観せず
構造を理解すること。

皮膚を責めないこと。
免疫を乱さないないこと。

そして、整えること。

私は
整えるのが美容の役目だと思っています。

それが、アトピーを繰り返した私が辿り着いた答えです。