アトピーなんて10分じゃまとまるわけないよね。 stand.fm 2026.01.29 https://stand.fm/episodes/673b49e96a8db3d7229dabe7↑↑↑↑↑音声配信 stand.fm 【皮膚に聴くラジオ📻】アトピーと生きてきた美容師が、伝えたいことがあります。 理学美容という選択 。千葉県でアトピーの女の子にお会いしてきたお話をしました。そのとき私は「理学美容、頑張るぞ」で話を終えましたが、今回はその続きを。アトピーそのものについて、もう少し踏み込んでお話します。私自身、幼少期からアトピーです。「え、美容師なのに?」そう思われるかもしれませんね。正直に言うと、大変でした。手荒れは当たり前。見習い時代どころか、美容学校の頃からずっと手は荒れていました。それでも、私は美容師を続けてきました。ひどいときには、頭が腫れ、その腫れが顔に下りてきて、頬から首までパンパンになったこともあります。原因は、「天然成分100%」とうたわれていたトリートメントでした。不思議ですよね。当時の私は思っていました。「天然成分なら、肌にいいはずじゃないの?」と。でも、この経験が、のちに私を理学美容へと導くことになります。アトピーはかゆいだけじゃありません。アトピーという皮膚疾患は、外から見える以上に、内側がつらい。痛みとは違う、独特のつらさがあります。痛みは「痛い」と言えばいい。でも、かゆみは違う。肌の内側を、何か生き物が走り回っているような感覚。ミミズのようなものが、皮膚の中を這いずり回るような、あの感じ。この【かゆみ】は、精神力を確実に削っていきます。だからこそ、アトピーは一筋縄ではいかない皮膚疾患なのです。なぜアトピーは治しきれないのか。アトピーは、医療が悪いわけではありません。ですが、完治させる薬が存在しない皮膚疾患のひとつだと思っています。そもそも多くの病気は、治す薬があるわけではなく、一時の辛さを回避するための物だと解釈するのが打倒ではないかと思っています。アトピーも同じです。そして、ここで大切なことを一つ。アトピーに遺伝はありません。遺伝するのは【肌の構築能力】です。誤解されやすいのですが、アトピーは特定のアレルゲンを持つアレルギー疾患ではないのです。アトピーの正体は免疫と細菌のバランスの暴走。アトピーは大きく見ると、 • 細菌感染症 • 免疫の誤作動(免疫バランスの破綻)この二つが深く関わっています。どちらが先かは人によります。細菌バランスが崩れて免疫が乱れる場合もあれば、免疫の狂いから細菌感染を繰り返す場合もあります。私たちの体は、本来、皮膚の表面にも体の内側にも、共存共栄すべき細菌たちと一緒に生きています。ところが、殺菌剤・抗菌剤・消毒剤を頻繁に使いすぎると、この細菌バランスが簡単に崩れます。完全に無菌になることはありません。でも、極端な偏りは起きる。そして、細菌が死滅するほど強い消毒剤は、肌も一瞬で荒らします。更に微々たる毒性が体を壊していく。もう一つ、見逃されがちな原因があります。それが、微々たる毒性をもつ化学物質。命に別状はない。急性毒性もほとんどない。でも、肌には本来なじまないもの。人間が作り出した、本来地球上に存在しない物質に、繰り返し、繰り返し触れることで、体はそれに負けないための力を作り始めます。これが、いわゆる耐性です。耐性ができると、その物質に触れた瞬間、体は戦おうとします。それが、かゆみや痛み、炎症として表に出てきます。アトピーは、何に反応しているかわからないのに、どんどん悪化していく。だからこそ、難しいのです。私が理学美容に出逢ってからもアトピーときちんと付き合えるようになるまで、約8年かかりました。知識があっても、理論がわかっても、体はすぐには変わりません。でも、確実に言えるのは、肌は、理由なく荒れないということ。環境、触れるもの、考え方、選択。それらすべてが、肌に反映されます。アトピーは、敵ではありません。抑え込むものでも、無理に消すものでもない。体からのサインです。そのサインをどう読み取るか。どう環境を整えるか。それが、理学美容の視点です。細菌と共に生き、肌を育てる。人間の生命活動の営みの半分は、身体に住みついた細菌達の力によるものです。それを正確に理解し、正しく体内外からケアをすることでアトピーから卒業していく事ができるのだと楽々楽式理学美容ではお伝えしていきます。