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理学美容の情報と日々のアレコレをつらつらと呟いてるブログ

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うさぎとカメの広場ライブ ⚠️フケ、痒みは肌のSOS

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https://stand.fm/episodes/66192cf4d95e36a248c42aba
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音声配信 stand.fm【皮膚に聴くラジオ】



フケの危険性を伝えたくてめちゃくちゃこだわって数週間にわたり、ライブをした回の続き。



フケや頭皮トラブルは免疫のサイン🆘

近年、美容室で扱う薬剤は薬事法に基づき、一定の安全基準を満たしているものがほとんどです。
しかし、アレルギーや肌トラブルが増えている背景には、薬剤そのものだけではなく、
私たちの「肌免疫の不安定さ」が深く関わっていると考えられます。


実際に先日、長年担当している男性のお客様にストレートパーマの施術を行う前、
頭皮と肌の状態を確認したところ、頭皮が赤みを帯び、明らかに免疫反応を起こしている兆候が見られました。
普段からお肌が敏感な方でしたが、顔まわりにも炎症や角質の浮きがあり、肌のバリア機能が低下していることが伺えました。

男性の場合、女性に比べて頭皮の皮脂分泌が多く、かつ女性ホルモンによる保護機能が少ないため、
化学薬品への反応が強く出やすい傾向があります。
また、女性が比較的早期に回復する「フケ症状」でも、男性の場合は慢性化しやすく、
対処を誤ると毛根がダメージを受け、急激な脱毛を招くケースも少なくありません。

とくにパーマ剤やカラー剤などの化学薬品は、施術直後だけでなく、1週間から10日程度、髪内部に残留します。
その間、頭皮の免疫は“異物”と戦い続けることになり、肌免疫に大きな負担がかかります。
一時的に炎症が収まったように見えても、数日後にかゆみやフケ、抜け毛といった症状が現れることもあります。


薬剤そのものが悪いだけではなく、
「今の頭皮状態がそれに耐えられるか」を見極めることが重要です。
施術前に視診・触診を行い、頭皮の色・弾力・皮脂の状態をチェックすることで、免疫が落ちているタイミングを察知できます。
とくにアレルギー体質の方、季節の変わり目、ストレスが多い時期などは、無理な施術を避ける判断も必要です。


肌や頭皮が発する微細なサインを見逃さず、長く髪を育てていけるように。
そのために理学美容師側の観察力と、施術前後の丁寧な説明・配慮が欠かせないと改めて実感しました。